デートコース2

by すなめり

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about

2st Album
デートコース2


ボーナストラックを含めた全11曲入りの、
フリーダウンロード可能アルバムです。
ボーナストラックのインスト曲を除いた全てで、
CeVIOを使用しています。

表示されていませんが、
11曲目に『ゆりかごから墓場まで』というタイトルの
ボーナストラックがあります。
是非アルバムでのダウンロードでお楽しみ下さい。


アルバムクロスフェードはこちら。
www.youtube.com/watch?v=Oa3CLsdtaQY


※日本語タイトル使用の為、文字化けする可能性があります。
その場合、ファイル形式の表示方法が、
「.(ドット)」ではなく、「・(中点)」になっている
ファイルがあります。
そのままでは再生(解凍)出来ませんので、
「・(中点)」を「.(ドット)」に変更して頂くよう、
よろしくお願い致します。

credits

released November 14, 2016

ボーカル / ONE(CeVIO)
作詞・作曲・編曲 / すなめり

アートワーク / すなめり


special thanks / のいず

tags

license

all rights reserved

about

すなめり Nagoya, Japan

2014年4月から、
ニコニコ動画にて投稿を開始。
soundcloudでも楽曲を公開中。

中の人は、
すなめりに似ているとのこと。

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Track Name: ゆりかご
準備は万端で。
円熟したスタート、
あとは踏み出すだけです。

これからこの先は、
アリバイなんて意味がない。
進み続けるだけです。

なんだって誰だって、
揚げ立てが一番なんだから。
いつだって篤くいたい、
いつだって飛び込んでいたい。

破格の売春、
見せつけてやりましょう。
Track Name: 地獄
角が生えてないかどうかの違いだけ
ここがそうだってってっつっても
過言ではない

空の色が青いかどうかの違いだけ
ここがそうだってってっつっても
過言ではない

血の海も剣山も
ここでは観光地扱いよ
そんなの秤で計り謀る必要(まで)もないね

こんな地に生まれ落ちて
それで生きてゆけだなんて
そんな赤紙で
活け作りにされて
まだ地獄の方が楽しそうじゃないか


息絶えてないかどうかの違いだけ
ここがそうだってってっつっても
過言ではない

血の海も剣山も
ここでは所詮アトラクションよ
そんなの図らず諮り謀る必要(まで)もないね

こんな世に生まれ落ちて
それで活きてゆけだなんて
そんな型紙で
生け花にされて
まだ地獄の方が楽しそうじゃないか


鬼と人
赤と青
生と死と
いったいどちらが…

自分の罪償うならまだしも
いったいどちらが…


いったいどちらが地獄か


こんな地に生まれ落ちて
それで生きてゆけだなんて
そんな赤紙で
活け作りにされて
まだ地獄の方が楽しそうじゃないか


こんな世に生まれ落ちて
それで活きてゆけだなんて
そんな型紙で
生け花にされて
まだ地獄の方が楽しそうじゃないか

じゃないか
Track Name: ミュージアム
えー、こちらは、右手首3番線からお越しの某未亡人、です。イヤホンジャックから溢れて止まない化粧水を、これでもかとフライパンに引いているのが分かります。ご覧の通り過去の栄光を炒めていますが、後悔が50g程足りていないので、焦げてしまっています。印象的で抽象的で感情的、そして前衛的で、逆に先天的ですね。

そしてこちらは、冷蔵庫伯爵とワイプの中のライオン、ですね。伸び続けるまつげをクリップで止めようとして、気付いたら世界の半分を藻屑にしてしまった様子が描かれています。これに関しては先ほどの、右手首3番線からお越しの某未亡人、とはうって変わって、写実的で懐疑的で感動的、そして衝動的で、逆に好戦的ですね。

おっとこちらは、教科書でもご覧になったことがあると思われます、愛と和菓子は漸近線で惹かれ合う、ですね。ずぶ濡れのサブアカウントと照れ屋の50円硬貨が、砲丸投げで世界第6位を目指す設定が見事に生かされています。当時は、楽天的で悲観的で表面的、そして抜本的で、逆に結果的と言われていましたが、今では、集中的で革命的で短期的、そして消極的で、逆に逆説的と言われるまでとなりました。それでもまだまだ、画期的で牧歌的で反抗的、そして普遍的で、逆に開放的との声も強く、これからの動向が注目されています。

そしてこちら、あの日の超弩級単三電池は青春という言葉で均された緊縛済ペペロンチーノによって絶縁体と化さざるを得なかったと語る夫の元カノ、ですね。これについては説明は不要でしょう。

まだまだ紹介したい作品はありますが、お時間のようです。またのお越し をお待ちしております。それでは、良い旅を。
Track Name: 水族館
在るべき場所だなんて
在るのか教えてくれ
広い水槽の中は
崩れそうで仕方がない


リードは見えず
飼い慣らされている
そんな人生
ケージの中で、ああ。

一生を全うして
標本にされている
そんな人生
ケースの中で、ああ。

どこで息を吐いていようが
変わらない
そこに縛られている
それだけは

心次第じゃないか
自由、不自由だなんて
でも見つめられる度
不安に泳がされてしまう


感情はいつもリボ払いで
ギリギリ生かされている
自分ぐらい自分で支配したいのに
あぁ分類されていく


余計な詮索とは
もうおさらばしたい
答なんてもんはないから
ひたすら生きていくのさ
Track Name: 樹海
朝露
紛れ
身体
沈む

朝露に
紛れて
身体は
沈むか

朝露に凭れて
紛れてこの儘
身体は如何せん
沈むか昇るか

朝露に凭れて擡げて
紛れてこの儘命も眩まし
身体は如何せん生き
沈むか昇るか太陽みたい

朝露に凭れて擡げて集まる枝
紛れてこの儘命も眩ましたい
身体は如何せん生きたがる
沈むか昇るか太陽みたいな選択

朝露に凭れて擡げて集まる枝葉に
紛れてこの儘命も眩ましたいのだが
身体は如何せん生きたがるので
沈むか昇るか太陽みたいな選択しかないのだ
Track Name: 非常口
結局使わないよな
っていうものは溢れているよな
でも無かったら困るなんて
埃は積もり積もっていく

「本当に大事なものは
普段静かに佇んでいるんだ」
尤もらしい御託並べては
少しでも安心しようとしている

いつかの備えなんて
都合の良い在庫でしかないんだ
期限の切れたクーポンみたいに
簡単に捨てられていくんだ

火を起こして
煙を焚けたのなら
私は生かされるのかな
悪者にならなければ愛されないだなんて
悲劇だよな、なあ、そう言ってくれ


伝えたいこともない
空っぽな頭になるのは
それだけ刺激ない証拠だろ
妄想は本当の糧にはならない

自陣に座らされて
都合の良い控えでしかないんだ
誰かと分かち合いたいはずの体温は
ベンチに吸い込まれていく

訓練だとか
模擬的にだとか
そうだもっとやってくれ
そこに愛がないのは重々承知だけど
喉はどうしようもなく渇くものだから


火を起こして
煙を焚けたのなら
私は生かされるのかな
悪者にならなければ愛されないだなんて
悲劇だよな、なあ、そう言ってくれ
Track Name: 交差点
見てる方向は同じ
でも少しズレている、それは当たり前に
だけど互い同じ
ものだけを見ている、と勘違いするから

すれ違う

同じ愛してるを
翻訳で見誤って
誤解の穴を広げては
深みに落ちていく


進む方向は同じ
でも少しズレている、それは仕方がなく
だけど互い同じ
ゴール目指している、と勘違いするから

すれ違う

人なんてみんな
遠眼みたいなもので
近すぎればボヤけて
余計見えなくなるもの


だから


たまにある交差で
二人愛し合えば
互いの見てきた風景を
窓に映し
並んで眺めよう


それで丁度良い
それが丁度良い
Track Name: 雪原
急に吝嗇の発作を起こして
そんな今さら都合の良い言葉を翳すなんて
狡いじゃないか

忘れられたグラスの結露か
そんな今さら常套な涙を流すなんて
狡いじゃないか

私はもうこの酷く寒い世界を
彷徨うと決めたのに

とっくに

邂逅した終わり
冬へと落着している
「今さら」と動く唇も
寒さで痺れる程に

だからもうやめて


暖炉はもう無くなったというのに
そんな今さら薪を焼べ始めるだなんて
狡いじゃないか

分かっているのにマッチの先端から
幻が現れそう

これから

想い出を衣に
寒さを凌いでいくから
歩くたびに押し固まっていく
足跡の深さは

二人の分だけ


ああ震えが止まないその身体の訳は
寒さか後遺症か
途切れた感覚、悴む全身携えていく
もう邪魔をしないで


お願い

邂逅した終わり
冬へと落着している
「今さら」と動く唇も
寒さで痺れる程に

だからもうやめて
Track Name: 崖
あの日午後が死んで
微睡みも逝って
もうすることもなくて
どうしようもなくて

そんなもの、小さなバグで終わったりする

あの日全部終わって
あなたも出ていって
置き去りになっちゃって
どうしようもなくて

だからって、飛び降りる勇気すらない

すりおろされた様な痛みだ
この身炒めて差し出せば…
なんて私は一体誰に
許されたいのだろう


後悔色のボーダーを着て
ひとり器用に手錠でもかければ…
なんて私はきっと私が
許せなくなったのだろう


あの日ああしていれば
あの日こうしていれば
あの日ああしなければ
あの日こうしなければ

そんなこと、もうどうしたって叶うことなどない

くだらない私はこれから
ずっと墜落したままなんだ
そうさ既に墜ちちゃっている
これ以上墜ちる場所さえない


そもそも崖なんてここにはない
Track Name: 墓場
宛名を書くように水を注ぎ
想いを綴るように火をつける

切手を貼るように花を添えて
封をするように手を合わせる

風がふわり吹き抜けて
全て拐おうとしても
磐石のあなただから大丈夫

きっと届きやしない
そんなの分かってる
それでも来るのは
自分の心に刻み
あなたを忘れないため


あなたの大好きなたくさんを
眺めるのが好きだったから
今日も供える

雲がふわり被さって
全て拐おうとしても
磐石のあなただから大丈夫

きっと届きやしない
そんなの分かってる
それでも来るのは
忘れられたら
いつの日か手紙渡せないから


いつかふわり浮き上がって
どこまでも行けるのなら
今はこの足であなたに会いに行く


きっと届きやしない
そんなの分かってる
それでも来るのは
自分の心に刻み
あなたを忘れないため


いつか私もここへやってくる
その時は地に着かない両足を二人ともに笑いながら


「また。」